お念珠について

片手念珠

宗派を問わず持てる略式念珠として、男女でこの片手念珠が多く持たれています。

持ち易いこの片手念珠が主流となってきています。

天台宗の方が持つ念珠

天台宗の方は得度を得た方のみ正式念珠をお使いになるケースが多く、

一般の方は基本的に略式念珠か宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。

(※振分は真言宗の正式念珠にあたり、日蓮宗以外の宗派で共通して使えます。

正式の108玉が揃うので片手念珠よりフォーマルな印象でお持ち頂けます。)

片手念珠の房の形にはバリエーションがございますが、お好みでお選び頂けます。

最近では二五房(男性の場合は打紐も)が主流になっています。

臨済宗の方が持つ念珠

臨済宗の方は、略式の片手念珠か臨済宗の正式念珠である【看経】、または

宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。一般的には片手念珠を持たれる方が

ほとんどですが、女性の場合は振分念珠を使われる方も多いです。振分は真言宗の

正式念珠にあたり、日蓮宗以外の宗派で共通して使うことができるお数珠で、

正式の108玉が揃うので、片手念珠よりフォーマルな印象でお持ちいただけます。

片手念珠の房の形にはバリエーションがございますが、お好みでお選びいただけます。

主流派二五房ですが、男性の場合は扱いやすい打紐房も人気です。正式念珠の【看経】を

用いる場合には、金属の輪が入っていないものを選びます。(金属の輪が入ったタイプは

曹洞宗の念珠になりますので、ご注意が必要です。)

曹洞宗の方が持つ念珠

曹洞宗の方も臨済宗と同様、略式の片手数珠か曹洞宗の正式念珠である

【看経(輪入り)】、または宗派共通の二輪数珠【振分】を使います。

一般的には片手数珠がほとんどですが、女性は振分念珠を使われる方も多いです。

こちらは厳密には真言宗の御念珠ですが、女性ほとんどの宗派で共通して使用できるうえに

108玉が揃うことで片手念珠よりフォーマルな印象になりますので準正式として

選ばれる方も多いです。片手念珠を使用する場合、房の形はお好みでお選び

いただけます。曹洞宗の正式である【看経】を使用する場合は【輪入り(わいり)】のものを

選びます。曹洞宗の正式数珠は、基本の形は臨済宗と全く同じですが、本体部分に

金属の輪が入っています。この輪があるかないかで二つの宗派が区別されますので、

ご注意が必要です。

浄土宗の方が持つ念珠

浄土宗専用の正式念珠である【日課念珠】を基本として、略式念珠、略式片手念珠、

宗派共通の二輪数珠【振分】もお使いいただけます。

日課念珠は男性用・女性用それぞれのサイズのものを使用します。

女性用… 八寸浄土(八寸三万繰浄土)

男性用… 三万浄土(九寸三万繰浄土)

九寸浄土(九寸六万繰浄土)

男性用の九寸浄土は三万浄土より玉が小さく、玉数が大きくなります。

女性用のサイズは八寸浄土のみになります。

浄土真宗の方が持つ念珠

浄土真宗の一般男性は基本的に略式片手念珠を使います。房は主に紐房(打紐)

になったタイプが主流です。浄土真宗の正式念珠【門徒】もご使用頂けます。

女性は、主に略式の片手数珠か宗派共通の二輪数珠【振分】、または浄土真宗の

正式念珠である門徒念珠を使います。一般的には片手や振分を持たれる方が多いです。

(※【振分】は真言宗の正式念珠ですが、日蓮宗以外の宗派で共通して使えます。)

真言宗の方が持つ念珠

真言宗の一般在家の方は、宗派正式の【振分念珠】か略式片手念珠を

使います。男性の場合は、一般的には略式片手念珠を使われる方が

多いです。女性は略式片手念珠か振分念珠を使いますが、振分念珠は

宗派共通で使える【女性用二輪】のタイプが主流になりつつあります。

※真言宗の正式念珠【振分】は、日蓮宗以外の宗派で共通して使います。

日蓮宗の方が持つ念珠

基本的に、日蓮宗正式の法華念珠をお求め下さい。

一般的には【二双半法華】を使われる方が主ですが、より大きいサイズの【三双法華】も

ご使用頂けます。房色はお好みでお選び頂けますが、『日蓮正宗』の方は白房に限られます。

女性用の基本サイズは【二双】になります。より大きい【二双半】を男女兼用としてお持ちに

なる場合もありますが、特に事情がない場合は【二双半】をお薦めいたします。房色はお好みで

お選び頂けますが、『日蓮正宗』の方は白房に限られます。