神棚へのお供えのしかた
- よくある質問
普段のお供えは、米(洗米または御飯)、塩、水など、毎朝新しいものをお供えします。その他、季節の初物や珍しい物、お祝の品や戴き物などは、まず神棚のお供えします。神棚の広さによって下...
中国の慣習からきている南面北座説は、仏壇を南向きに置くといわれています。
王様や高貴な人は南向きに座る慣習があり、御釈迦様も説法をされるときに
南向きに座っていたといわれています。これに習って日本では南向きが
良いとされています。
インドの慣習からきたのが東面西座説です。
東は日の出の方角、立身出世の象徴とされており、インドでは主人は東向きに座ると良いとされ、
日本でもこれを取り入れたといわれています。
西方浄土説というものもあり、仏様が住んでいる極楽浄土が西の方角にあることから
仏壇を東向きに置き、仏壇を通して西にいる仏様を拝むといいます。
曹洞宗、臨済宗は、南面北座説の仏壇を南向きに置くことを推奨しています。
これは御釈迦様が説法をされるときに南向きであったことが関係しています。
浄土宗、浄土真宗、天台宗では、本尊として阿弥陀如来を祀っており
西方浄土にいるとされているため、その方角に向いて拝むために
仏壇は東向きに置きます。
真言宗では本山中心説が良いとされ、拝む方向の延長線上に
総本山がくるように仏壇を置きます。そのため方角が決まっているわけではありません。
本山との位置関係により方角は変わります。